ダメージ減衰の調査と、技巧考慮のヴァルナ編成の話

Twitterのほうではぼちぼち進捗報告をしていましたが、ダメージ減衰の検証が完了したので記事に纏めます。そして、前回のヴァルナPTのときに触れた、技巧の期待値計算が減衰が絡むと怪しいっていう話を踏まえて、どんな感じになるか纏めていきます。

ダメージ減衰

ダメージが30万に到達した段階から発生し、『計算上の』ダメージが10万毎に減衰量が大きくなっていきます。減衰量は4段階で、それぞれ 20%(30-40万), 40%(40-50万), 95%(50-60万), 99%(60万-) となっています。2段階目までの減衰では、まだそれなりにダメージが伸びていきますが、3段階目からは殆ど伸びません。『計算上の』ダメージが50万(減衰2段階目まで)の時の44万ダメージがほぼ上限でしょう。

自分が使っている闇背水編成の攻撃力グラフにダメージ減衰を適用したものが以下になります。敵の防御固有値は一般的な10を想定し、青がデバフ無し、赤が防御デバフ下限時のダメージです。95%減衰から一気にダメージが上がらなくなりますね。

Rank170/195のLBや、武器スキルによる上限アップについてですが、これらは効果値を加算後に各減衰ラインを引き上げます。30万/40万/50万/60万の減衰開始ラインが、Rank170の上限LB(10%)によって33万/44万/55万/66万になりますし、上限LBに加えて麒麟弓(10%)を編成すれば36万/48万/60万/72万となります。

天司武器は、『与ダメージを上昇する』という効果で、ダメージ減衰の処理後に効果が発揮されますので上限も上がります。減衰ラインを考えると、ダメージ上限アップの効果とは乗算になりますので、上限LB(10%)とSSR天司武器(20%)が同時に発動すると、39.6万/52.8万/66万/79.2万というような減衰ラインとなります。

検証方法

検証はそこまでややこしいことをしていなくて、減衰ライン前後でのダメージの刻み幅を見ています。グラブルのダメージ計算では、乱数によって 0.1% 刻みでダメージがバラつきます。出現するダメージ値は101通りしかありません。

ダメージのばらつきの話

減衰前と減衰後でダメージの刻み幅が変化するのでそれを探します。闇背水で光相手にデバフ下限まで入れれば、自分の編成では最大で100万ダメージまで出すことが可能ですので、他心陣を使ってHPを調整しながら、減衰前後がダメージばらつき内に含まれるような攻撃力に調整しました。

以下、LB無しとLB有りでのそれぞれの減衰前後での実際のダメージ値です。

一応、検証に使ったパーティーとかをメモってあるシートを公開しておきます。興味ある人は適当にどうぞ。

技巧考慮の水編成

というわけで、ダメージ減衰の挙動がわかったので、技巧込みの編成でダメージ推移を見ていきます。想定は古戦場で、デュランダル入りの編成を妄想してみましょう。騎空艇ボーナス9%に、スタック30%、水属性UPを45%(カタリナ奥義+バフ)の設定をした上で、ジータのダメージ推移を見ていきます。上限LB(10%)も考慮しています。

まず、武器編成はこちら。最終解放を想定したミュルグレスが入っていますが、パラメータはLv150時にこれぐらいになるだろうという値に設定しています。Lv100時の1.2倍想定です。SLvも当然15として計算しています。この編成だと、計算機攻撃力は232万となります。すごーい!

そして、以下がダメージ推移のグラフです。デバフ状況が下限(50%) / 下限+喪失(60%) の2通り、クリティカルが発動無 / 20%(アルタイル奥義) / 50%(武器) の3通りで、合計6通りのグラフになっています。喪失は、カトル最終解放の専用デバフで、防御下限から更に10%防御力をダウンさせる効果です。

防50%/Crit.50% のグラフが見えないようにみえますが、防60%/Crit.20% に重なっているだけです。まずは、防50%時(青/赤/紫)を見ていきますが、クリティカル無しでも30万の減衰開始ラインを超えています。HP最大付近ではクリティカル50%発動時は上限叩いてますね。こちらは、クリティカル50%発動でも3段階目の減衰までは届かない感じです。

一方で、防60%時(緑/紫/水色)ですが、こちらはクリティカル20%で十分。50%のクリティカルは3段階目以降の減衰に引っかかっています。喪失は神デバフ。防御50%デバフから防御60%デバフは、与ダメージに換算すると別枠25%アップに等しいのです。

カトルくん最終解放しような! おもしろいよ!

感想

個人的な感想を言わせてもらうのであれば、古戦場でバフを載せたケースでは技巧のポテンシャルが生かしきれない可能性はありそうだな、といったところです。喪失無しの防御50%でも、クリティカル無しの時点で減衰に足を踏み入れていますので。

オベロンとかヴィルヘルムは現状3凸止まりのため、玄武甲槌などと比較するとステータスも攻刃倍率も低いです。このマイナス分を技巧で上回れるかどうかというのがポイントですが、水有利古戦場という環境下ではスタックボーナスなどが効いてくるため、そこまで上回れないんじゃないかなぁと。クリティカル無しで減衰付近のダメージまで通常攻撃で届くかが、ひとつの目安になるかと思います。

普段環境での利用であるならば、スタックボーナスが存在しないのでダメージが減衰付近まで通常攻撃のダメージが伸びないので、技巧はポテンシャルを大きく発揮できると思います。

最近のグラブルは、武器編成に絶対的な答えが無いのは面白いですね。自分の組んだパーティーメンバーと立ち回りにあわせて最適解は変わってくると思います。昔のようにマグナ武器を6本集めて、EX枠2本挿して、バハ武器いれておしまい!というような環境では無いので、個性は出ますよね。

計算機への減衰考慮の実装

Ver 4.0.0 では、ダメージ減衰も考慮した形で実装する予定です。技巧に関しては、発動時に実際のダメージがどれだけ上昇したかを考慮して計算する予定。後は、技巧スキルの独立判定への対応ですね。

具体的には、両面ヴァルナでデュランダルを2本挿したケースで、デュランダル1本では約20%のクリティカル発動率がありますので、50%クリティカルが32%、100%クリティカルが4%となります。仮にクリティカル50%で上限を叩くとすると、100%クリティカルの時は、50%クリティカルの時と比較してもダメージへの寄与がありません。ここで大きく損しているわけですね。このようなケースも対応できるようにします。

懸案だったダメージ上限と減衰の調査が終わりましたので、計算機更新に必要な情報はかき集められた状況です。後はリミットボーナスによるサポアビの効果を確認したら、ようやく本格的な更新作業に入れるかなと思っています。とりあえず、GWあたりを目標にします。

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