四象もラストスパート期間に入ってきてます。そろそろ次の水有利古戦場に向けて、装備編成をどうするかとか、パーティーメンバーをどうするかとか、フィンブル何本入れようかみたいな感じになってきていると思います。僕もそうです。
本記事では思考の整理も兼ねて、両面ヴァルナを前提とした水編成をどうやって組んでいくかを考えていこうと思います。『僕の手持ちの中で』どうやって編成していくかという記事ですので、ご了承ください。
Contents
ジョブ編
エリュシオン
九界琴奥義の回復による渾身維持、弱体成功補助、DA/TA率アップバフを隙がないジョブ。水渾身PT運用に必要な要素の大半をカバーできるジョブのため、最近の採用率は非常に高いです。
アビリティ採用によっていろいろな立ち回りができるが、想定されるのはアビス・ソングラを活用したバッファーか、ソング・トゥ・ザ・デッド・ピルファー・チャームによるデバッファが主。
リミットアビリティはどれも有用。解放の歌声(死の祝福・活性)は、敵がDoTを撒いてくるならばたちまち渾身維持バフにしてしまう。
バッファーとして運用する場合は、ソングラ(DA70%)、コール・オブ・アビス(DA80%/TA30%)で二手が死にがちになるのでその点は留意すべき。
賢者
敵の状態異常の頻度が高いなら採用有、攻撃UPの恩恵は薄いのが残念だが、防御アップによる被ダメ軽減は渾身的には魅力。賢者の天眼陣バフはDA60%なので、LBとベースDA率込みで40%積めれば常時天眼陣が可能となる点は覚えておきたい。
奥義は打たないので杖であればなんでもいい。夢見の書(モルフェとヴェトルのイベント)あたりが配布系のSSR武器か。
回復手段は持たないため、味方キャラでなんとか回復をまわしたい。召喚石にグランデや最終ルシフェル(3000回復)あたりを挿せばなんとか回ると思う。
【賢者はソロにて最強 その3】
賢者へのパッションが進化したので追加資料を作りました。
検証には あっとhsimyu さんの元カレ計算機をお借りしました。
全空に響け、この連続アタック。#本日のグラブルチャレンジ pic.twitter.com/ZWLn9vUuEU— 騎空士兎ミン@p.132 (@usa_akasa) 2016年9月19日
セージ
ヒールオールによる渾身維持が容易、マウントも貼れる。シンプルに渾身維持を目指すならこれ。槍装備してのデュアルでもいいが、五神杖もオススメ。奥義効果が渾身と噛み合う。
ニルヴァーナと五神杖の比較です。 pic.twitter.com/BjcU2b8F0D
— 深田 (@jack_97531) 2016年9月20日
ウォーロック
四天刃装備で、開幕他心からの奥義で加速させるのは最早グラブルでの黄金ムーブといっても過言ではない。ブラックヘイズに暗闇が付いているのもグッド。渾身に他心陣は微妙かと思うかもしれないが、両面ヴァルナはHP豊富なので、開幕他心でも火力そこまで落ちないので採用は有。
チェイサーの採用は好み。水属性ではダメージ上限にあまり到達しないため闇属性のような恩恵は受けないが、別枠20%相当のバフと考えるとやはり破格ではある。
ベルセルク
玄武武器が斧であるため、メイン武器に困らないのはグッド。ウェポンバーストに、アマブレII、レイジIVとシンプルに強いジョブ。
でも、ヴァルナマン的にはレイジは効果が薄いし、アマブレIIは他のキャラとかジョブでなんとかなっちゃうから、最近は採用頻度が下がり気味かなといったところ。
キャラ編
大体、上から自分がよく使う順です。あくまで渾身軸のヴァルナ編成でのキャラ選択ですので、編成が違えば起用キャラも変わるとは思います。イングヴェイ・クリアルル・キャタピラさんは持ってないです。
アルタイル:デバッファ+バッファ
エリュシオンの相棒的な存在といっても過言ではない。2アビで両面防御デバフ20%に水防御DOWN10%があるため、後はジータのアマブレで下限までいける。両面ヴァルナでは属性バフの恩恵が大きいので、1アビ打つ価値ある。もちろん3アビの奥義加速も使える。
最大の魅力は奥義時のクリティカルバフ。70%発動/20%UPは、期待値的には別枠14%のバフとなる。ガンガン奥義を回していきたい。
とにかくどんな状況においても強い。オールマイティなキャラ。ただ、デバフは他のキャラでも担当できるのものも多いので、編成によっては外れる可能性はある。よほどのことがない限り外れないけど。
カトル:特殊技阻害+デバッファ
グラビティと奥義スロウで敵の特殊技を遅延させまくるムーブ。グラビティ担当できるため、ジータちゃんがDF担当しなくてよくなるため、編成に幅が出る。ゼノイフの時に敵ブレイクまで1回しか特殊技打たせなかった印象が強い。2アビのグラビティは有利相手に外したところをみたことがない。
1アビはデバフガチャ。たまに麻痺がでる。防御Downのデバフは片面30%のため他のアビで上書きできない点には注意。3アビはバフ延長で、バフキャラが多い水とは良相性。いろいろな使い道がありそう。
最終開放すると、1アビのデバフ付与が2個になって、2アビにディスペルがついて、奥義にDA/TA35%アップのバフがつく。間違いなく強い。四天刃になったカトルくん。ウチのカトル君は最終解放しているので不動のスタメンになっています。
リミカタ:マウント+回復+バッファ
攻撃、回復、マウント、ダメージカットと隙がない構成。シンプルに強い。グラブルはシンプルに強いキャラはいつまでも使えるんだなあというのを眼鏡と共に体言しているキャラ。
奥義は水属性25%で、両面ヴァルナでは水属性攻撃の加護がないため、ダメージ寄与が非常に大きい。具体的には火属性相手に 16.7% 程度のダメージ上昇が見込める。(=1.75/1.5)
困ったら挿しとけって感じのキャラ。マウントが必要ならマスト、マウントが必要なくても回復あるしバッファできるから割と優先度は高い。
リルル:回復+デバッファ
るんるんりるるん。
渾身維持という視点で見ると、2アビのバリア+回復と奥義の魅了が非常にいい感じ。男性キャラクター相手のほうが効果量が大きいという癖はあるが、水PTの主力には男性キャラクターが多いので割と恩恵がうけられる。
魅了は付与率は40%と低めだが、阻害率は50%と非常に高い。自前で奥義バフがあるため、奥義をガンガン回して魅了を狙える。ちょっと攻撃が厳しい敵が相手の場合には割と採用する。
アタッカー枠
ヴァルナマンは渾身が主軸なので、渾身維持に貢献できる何かしらを持っているキャラクターの採用率が高いのですが、余裕があれば純アタッカーの採用も考えます。
水着ナルメア
1アビ追加ダメ・3アビブレアサ。強みはこれだけだが、これで十二分である。特に玄武拳編成で、4番手配置からの追加ダメブレアサが光る。こないだの団内ミカエル連戦でMVP奪取に大活躍した。
1アビは追加ダメ倍率が使用毎にあがるので、リキャスト毎に打つことを忘れないように。
ランスロット
水着ナルメアがブレアサ特化アタッカーとすると、ランちゃんは安定して動けるアタッカーといったところ。キャラLBでクリティカル積んできたら、4番手配置アタッカーとしてさらに輝きそう。
デバッファも少しだけ担当できて、ソング・トゥ・ザ・デッドが、両面15%/水属性20%の防御デバフなので、ランちゃん2アビで防御下限が可能。アルタイルとの2アビと併せても、防御45%デバフまでいけるので十分。
ロミオ
素殴り性能高め。1アビに水防御デバフ20%と、2アビのかばう。火属性カットも持っているが、ちょっとクセが強いためカット目当ての起用ならリリィが無難。敵によっては出番がある感じ。
シルヴァ
シルヴァ (SSR) – グランブルーファンタジー(グラブル)攻略wiki
奥義アタッカー。最近強くなった。現状はサブ枠の筆頭といった存在。最終解放でどのように魔改造されるか、非常に楽しみ。
ヨダルラーハ
短期決戦の鬼。三幕時の確定TAと、奥義の追加ダメージが魅力。AT時の控えとしても優秀。
イシュミール
以前は強かったけどガブ杖のせいで死に体。サポアビ無しでは他のアタッカー陣と比べるとどうしても見劣りする。修正を待ちたい。(サポアビの与ダメアップがガブ杖と重複せず)
氷剣5での奥義ダメージは素晴らしいので、HPトリガをスキップするための大ダメージ要員か?(ライバルにイングヴェイとかシルヴァがいそうだが)
支援枠
使用頻度はそこまで高くないけど、たまーに編成候補に入ってくるキャラ達。手短にさくっと。
ディアンサ
テンション上げて殴る。カトルとの併用も考えたが、イマイチ噛み合わなかった。キャタピラさんに敵の攻撃吸ってもらえるなら強いかも?
リリィ
言わずと知れた火属性攻撃から絶対守るウーマン。ヴァルナマンと相性がいいかと思いきや、実はあんまり使わない。
(素のHPが高いので、全体大ダメージ特殊技に耐えれる アテナ+リミカタカット+オールポーションとかで凌いじゃう)
シャルロッテ
片面防御デバフ+ダメージカット。デバフ面ではランちゃんと役割が被ってるし、カットはあんまり使わない。
ソシエ
スロウが欲しいときに。
シャノワール
ディスペルがたくさん欲しいときに。(ディスペル持ちは、ナルメア・最終解放カトルがいる)
装備編成編
以前書いた記事を再掲しておきます。フィンブル修正時の編成検討記事ですね。
以前は、両面ヴァルナでは、グレイプニル2・フィンブル3・通常攻刃2・リヴァ短剣2としていました。ですが、環境が変わった結果、オベロンが現実的になって、ガブリエル杖が登場し、エリュシオンによって二手のウェイトが下がりました。編成候補の武器を軽くレビューして、そこから編成の検討に移ります。
編成武器候補とその傾向
まず、編成候補の武器ですが、概ね以下のでしょう。技巧の式は以下の記事を参考に、Slv10で5%としています。
グレイプニルとオベロンの比較ですが、攻刃とステータスはグレイプニルの勝ちで、二手は倍の差があって、技巧がついてる感じです。二手と技巧のダメージ寄与の考え方は以下の記事で以前に解説してます。
自前でDA/TAバフを積まない場合は、グレイプニル優先でよいでしょう。二手の恩恵が最大限に受けられるため、二手 6.6% のほうが (二手 3.4% + 技巧5%) よりも強いです。ですが、四天刃奥義によるバフを考慮し、DA/TAに30%バフがのっている状態だと、二手のウェイトが下がってオベロンのほうが強くなります。
つまり、DA/TAバフを使わないならグレイプニル、使うならオベロンのほうが期待値的には高いです。
いやー、オベロン強いですね。二手まで付いてるのほんとやばいです。マキュラは毎日やるべき。ヴィルヘルムも悪くないんですが、グラニ君面倒くさいんですよねえ…… 性能に対して入手難度が高いので優先度は低めでいいと思います。
スラーンドとデュランダルについてですが、現環境ではデュランダルのほうが優先度は高いと思います。まぁ個人差はあると思いますが、エリュシオンのバフが非常に強いので、技巧を乗せに行くべきだと思っています。
技巧とダメージ上限
技巧が強い強いといってきましたが、ここで抑えておかなければならない問題がダメージ上限です。現在の両面ヴァルナ編成では、渾身が発動していれば攻撃力が100万を軽々と超えていきます。敵の防御固有値が一般的な10である場合、防御下限までデバフを入れると、計算した攻撃力の1/5がダメージとなるため、敵に与えるダメージは20万程度になります。実際の運用では、ここにバフなどが積まれると更に上がっていきます。
通常攻撃のダメージは、30万から減衰がかかりはじめて、44万を超えたあたりから殆ど上がらなくなります。武器の技巧によるクリティカル倍率は50%であるため、通常攻撃でクリティカルが発動した場合30万を超えていくため、この減衰に思いっきり踏み込みます。技巧の計算を別枠乗算扱いでやっていますが、これは減衰がない状態を想定しています。クリティカルによってダメージが減衰すると、実運用が期待値以下となるため計算した結果から離れていきます。
また、通常技巧の場合は、それぞれ独立判定であるため、ここが方陣に対して弱い部分です。ベース25万の攻撃で、50%クリティカルが2回乗った場合には、計算ダメージ50万に対して、実値が44万程度となり、6万損している計算になります。
現状、これらを考慮した計算をしていないため、技巧も少し割り引いて考える必要があります。現状の水編成ではそこまで影響がないはずですが、通常攻撃のダメージが30万付近まで近づいている場合はかなり割り引く必要があります。次Verでは、これも考慮にいれたいとは思っていますが……
また、技巧によってダメージが減衰に引っかかる対策として、玄武甲槌・邪によってダメージ上限を緩和するという手段もあります。どのように緩和されるかは検証がでていないためわかりませんが。
編成検討
さて、それでは実際に編成を考えていきます。自分の手持ち武器での実現可能な編成ですので、オベロン2本/ヴィルヘルム1本が上限になっています。
そして、今回計算するのは、最終解放カトルに加え、エリュシオンでソング・オブ・アビスを積んだパーティーを考えます。運用として、カトル奥義のDA/TAバフかソング・オブ・アビスのどちらかを使用できている状態を想定しますので、バフが乗った状態での攻撃力を重視しました。
本計算のために、現行の計算機からちょっと手を加えたものを利用しています。正式版ではないですが、必要ならコピーして利用していただいても構いません。動作は問題ないはずです。(玄武殻拳への対応と技巧値の修正、次Verで導入予定)
編成を検討した結果、とりあえず10個まで絞り込みました。編成候補は以下の10通りです。持ってないですが、デュランダルとスラーンドの編成も突っ込みました。ローズ武器編成は弱かったので圏外です。
まずは、二手も技巧も考慮しない場合の、ベースの攻撃力を見ておきます。さすがにグレイプニルやオベロンの入ってない攻刃大を入れた編成が上位に位置しています。
弓4/弓3/弓2の分岐点ですが、弓4はHPが84%以上なら弓3を上回り、弓3はHPが66%以上なら弓2を上回ります。両面ヴァルナマン的には、弓3は欲しいですね。弓4でも回復厚めなら全然運用できると思いますが、本検討では弓3をベースに考えています。
ここからは、二手と技巧を含めた計算になります。まずは、ベースのDA率10%/TA率5%のみの場合です。DAを積んだグレイプニル編成が最上位です。他はDAが50%上限行ってないので、二手の強みが出ています。
さて、次はカトル君の奥義バフを考慮したケースです。最終解放カトルは、DA/TA35%アップのバフになるそうです。
最終カトルの性能について、未だ不明な点も多いですが調べた範囲で纏めてみました。御参考まで… pic.twitter.com/NJGFqG6wTv
— わさび (@wasavi_V2) 2017年4月5日
DA45%, TA40% での計算結果は以下です。デュランダル・スラーンドが上位なのは置いておいて、このケースでは、オベロン1/オベロン2/ヴィルヘルムが並んでいて、技巧の入ってない編成が下にいる感じですね。
最後に、ソング・オブ・アビス時の、DA80%/TA30%のバフが乗ったときの期待値です。デュランダルくっそ強いな!!!
ヴィルヘルムが頭一つ抜けていて、オベロン1本/弓3攻刃4M1/弓3攻刃3M1 が並んでいる感じです。グレイプニル2本とかのケースは下位に沈んでいます。
結論ですが、オベロンよりヴィルヘルムのほうが重要そうですね。でも、グラニ君が非常にめんどいので保留。武勲で1本作ってもいいかなって感じですかね。
オベロンは2本は要らない。1本はあってもいいかなーって感じですね。もう手持ちのオベロンは重ねてしまおうと思います。
グレイプニルは……、エリュシオン編成では出番ないですね。抜きましょう。自前で二手バフが積めないパーティー専用でしょう。
手持ちにミュルグレスの3凸があるので、最終開放次第では入ってくると思っています。攻刃2で高ステータスの時点で玄武甲槌を上回れますので。
追記:試運転動画
ちょうど起きたらアグニスタイムだったので、一本動画取ってきました。(動画が若干見切れてますが勘弁を!)
エリュシオンでグレイプニル無しの編成です。アビ構成は、アビス・アマブレ・クリアオールとなっております。武器編成は先ほどの編成検討での、ガブ杖/フィンブル3/リヴァ短剣2/ペルソス/玄武槌/玄武拳 の編成になってます。オベロンもヴィルヘルムもないです。
見どころは 1:30 あたりの通常攻撃クリティカル 50万 ダメージですね。アルタイルはクリティカルが発動しなくても40万まで到達しています。本編成には技巧がないので、アルタイルのクリバフによるクリティカルで50万まで到達している様子です。ガブ杖による与ダメージ上昇で、上限は52万程度になっているので、ほぼ届いている状態ですね。
あとはやはり安定感でしょうか。カトル君の最終開放によって、二手0本でも奥義がかなり回っていますし、スロウによる特殊技阻害は相変わらず強いです。特にポーションも使わずに最後まで渾身で安定して殴れるのは九界琴エリュシオンの強みですね。